心理なの?経済なの?あまり浸透していない行動経済学について
意外と浸透していないのにトレンドな行動経済学
行動経済学は皆さん一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
最近の企業では、この行動経済学をマーケティングや経営に役立てようとしているみたいで経済学の実力を改めて感じています。(10代のくせにすいません笑)
皆さんにもわかりやすいように具体的に紹介してみたいと思います!
なんで有名になっちゃったの行動経済学
この学問は比較的に新しくまだまだ歴史も浅いんです。はじめてメディアに取り上げられたのは、2002年のノーベル経済学賞をダニエル・カーネマンという心理学者(今では心理学者及び行動経済学者)が受賞したときでした。
そしてこのブームのさらに火付け役となったのが、行動経済学者リチャードセイラー2016年にノーベル経済学賞受賞です。
ダニエル・カーネマンとリチャードセイラーこの二人を押さえておくだけでも十分行動経済学の理解が深まりますよ!
じゃあこの二人はどんな実績上げたの?
気になりますよね、これは笑
これからが本題です。行動経済学で押さえておきたい用語はこれです
・プロステクト理論
・ピークエンドの法則
この二つです。実は二つともダニエル・カーネマンが提唱したものなんです。
リチャードセイラーについては書ききれないので後日日を改めて書きます
プロスペクト理論ってなんじゃらほい?
プロスペクト理論なんだかかっこいいですよね。
これ簡単に言うと、人がどんな意思決定を行うかを理論的に述べるといううものです。
なんだ簡単ではないか!なんじビビりさせよってと思ったと思いますが、ここには認知バイアスなどの心理学要素が多く含まれ結構むずいです
具体的には、こんな感じです
あなたは次のいずれかの方法でお金をもらえるとします
A:今ここで100万円を全額もらえる
B:さいころを投げて偶数の目が出たら200万円奇数だったらなにもなし
凄く適当で申し訳ないんですが、この場合より安全で確実なAを皆さんは選びますよね(中には例外もいますけど)これがプロスペクト理論です。
大体つかめたと思います。じゃあ次行ってみよう
ピークエンドの法則っちなんや
ピークエンドの法則は本当に文字通りの法則です。
いきなり具体例行ってみよう!
A:A子さんは高速バスに乗っていました。道は混雑していて初めの10分は思うよう に前に進めず、その後スムーズに渋滞を切り抜けられました。
B:B子さんも高速バスに乗っていました。初めのほうはスムーズに進んでいたのですが最後の最後で渋滞にはまり10分間思うように進めずそれから高速を降りました。
この場合A子さんのほうが、ストレスなく渋滞を切り抜けられるというわけです。
最近、高速バスで同じ目にあったので例題にしてみました。
最初に文字通りといったのはこのことで、ようするに最後の感覚がどうであったかで事象でも感じ方が変わるということです。
皆さんも意外と経験あるのでは?
まとめ
ちょっとはこの行動経済学を理解できたのではないかと思います。
これからも経済学と心理学の面白く人生に役立ちそうなものをいろいろ載せていきたいと思います。
それではまた