リチャードセイラー提唱!社会に潜むナッジとは part4 三つの経験則 3つ目の代表性とは

経験則最終章の代表性とは

おはこんばんちは

今回は経験則、最終章の代表性についてです

経験則がどんなものか

今までのアンカリングと利用可能性で

大分分かったのではないかと思います

では最終章、代表性について見ていきましょう

 

代表性は代表なのだ!

何当たり前のこと言ってんだ!

って感じですけど

代表制とは、端的に言うと

Aという事象がBという事象に属する可能性はどのくらいか

を示す経験則であるということです

はい、またややこしや~

と思った方のために

具体例いってみましょう

例えば、身長200㎝の黒人男性と身長157㎝の日本人がいたとします

この場合バスケットボールの選手になる可能性が高いのは

もちろん身長200㎝の黒人であると皆さん思いますよね

これが代表制です

前回の利用可能性でも話しましたが

この経験則は人々が想像しやすい

というのが特徴です

経験則でバイアスが生じる

ということと合致させてみると

いかに人間が固定観念にとらわれすぎているかがわかると思います

上の事例は代表制の中でもプラスに働くものです

経験則も悪いことだらけではありません

しかし集団感染食中毒問題いじめの問題など

人の生活に直接的に影響する身近で大きな問題で

この経験則が使われたらこの世の中はどうなると思いますか?

間違いだらけの世界になってしまうでしょう

代表性の話が少し薄くなってしまいましたが

経験則は人間の認知バイアスの生じる割合が

いかに高いかを示しているといえるでしょう

 

三つの経験則を実生活に役立てる

これが最終目標だと思います

皆さんは

アンカリング

利用可能性

代表性

この三つの経験則を学びました

引き金になる既存情報による誤認

自分の想像の容易による誤認

可能性の判断による誤認

いろいろな場面でこの誤認を行ってしまい

皆さんの生活の中で多くの損失が生まれているかもしれません

せひ実生活で役立ててください

それではまた